アガベは盆栽や多肉植物好きな人はSNSなどでアガベに関する投稿が上がってきて気になっている人も多いかもしれないですね。僕も自然や植物が好きで盆栽のSNSアカウントでアガベの存在を知りました。
ただ、育て方もよくわからず、高価な完成品を買って鑑賞するだけのイメージが強かったので手を出していませんでしたが、知人に2鉢ほど頂いてそこから沼にハマってしまった感じです。
2鉢が数カ月後には30鉢を超える勢いで増えています。我が家のアガベの成長を記録していきます。
ちなみに僕は室内での管理はしません。屋外管理で成長を記録します。
アガベとは?
アガベは、乾燥した地域に生息する多肉植物の一種で、その美しいロゼット状の葉とユニークな姿から、観賞植物としても非常に人気があります。僕も知らぬ間にその魅力に魅せられたひとりです。アガベは長寿命で、数十年にわたって成長し続けるものもあり、最終的に美しい花を咲かせることで知られています。アガベは、メキシコをはじめとする中南米が原産であり、砂漠地帯や乾燥地帯でも育つ強靭な植物です。
古くからメキシコや中央アメリカの文化に深く根付いており、テキーラやメスカルといった伝統的なアルコール飲料の原料として利用されてきました。
さまざまな種類があるアガベはどれも魅力がありますが、僕が持っているアガベについてそれぞれの成長を記録していきます。
アガベの品種と耐寒性
屋外で管理するアガベで心配なのは夏の直射日光による葉焼けと、冬の寒さです。虫の被害は薬で対策できますし、夏の直射日光も遮光してなんとか凌げます。屋外で管理と言いましたが、耐寒性が低い品種は室内に取り込むことも検討しないといけません。
寒さに強い品種は屋外でも耐えられると思いますので、自分の備忘録のためにも耐寒性の表を作成しておきます。
※僕自身はまだアガベを越冬させた経験がないので、この表にある耐寒性はあくまで僕が調べた目安で実体験をもとに書いているわけではありません。
まとめてみましたが、チタノタ、オテロイは冬は室内に入れないと厳しいかもしれないですが、軒下のビニール温室で頑張ろうと思います。イシスメンシスは厳しそうなので、室内で管理した方が良さそうです。
アガベ・ユタエンシス・エボリスピナ Agave nevadensis eborispina | -23°C |
アガベ・オバティフォリア Agave ovatifolia | -18°C |
アガベ・ネバデンシス Agave nevadensis | -18°C |
アガベ・笹の雪 Agave victoriae-reginae | -12°C |
アガベ・パラサナ・トライアンファント Agave parrasana triumphant | -12°C |
アガベ・ジェントリー Agave gentryi | -12°C |
アガベ・パリートランカータ Agave parryi v. truncata | -10°C |
アガベ・インプレッサ ・インプレッシブ Agave impressa Impressive | -10°C |
アガベ・ポタトラム・キュービック Agave potatorum cv. Cubic | -4°C |
アガベ・オテロイ・ホワイトソーン Agave oteroi White Thorn | -4°C |
アガベ・チタノタ・大白鯊(ホオジロザメ) Agave titanota great white shark | -4°C |
アガベ・チタノタ・熊猫(パンダ) Agave titanota panda | -4°C |
アガベ・チタノタ・魚刺(ウオサシ) Agave titanota fish spine | -4°C |
アガベ・チタノタ・剣竜(ケンリュウ) Agave titanota kenryu | -4°C |
アガベ・チタノタ・FO-076 Agave titanota FO-076 | -4°C |
アガベ・チタノタ・凱撒(シーザー) Agave titanota caesar | -4°C |
アガベ・チタノタ・金鯨 (キンゲイ) Agave Titanota golden whale | -4°C |
アガベ・チタノタ・黒鯨(コクゲイ) Agave Titanota black whale | -4°C |
アガベ・チタノタ・ブラックダイヤモンド Agave titanota black diamond | -4°C |
アガベ・チタノタ・白象(ホワイトエレファント) Agave titanota white elephant | -4°C |
アガベ・チタノタ・ホワイトファイヤー Agave titanota white fire | -4°C |
アガベ・チタノタ・ブラックファイヤー Agave titanota black fire | -4°C |
アガベ・チタノタ・ホワイトアイス Agave titanota white ice | -4°C |
アガベ・チタノタ ブラック&ブルー Agave titanota Black and Blue | -4°C |
アガベ・チタノタ ブルー Agave titanota Blue | -4°C |
アガベ・チタノタ・レッドキャットウィーズル Agave titanota Red cat weazle | -4°C |
アガベ・イシスメンシス Agave isthmensis | -1℃ |
我が家にあるアガベの種類と特徴
アガベは、種類が非常に豊富で、形状や大きさ、色合いなど、実に様々です。ここでは、代表的なアガベの種類とその特徴をいくつかご紹介します。アガベの種類は非常に多く、個体差も大きいので、ここに記載するのは僕が育てているものになります。
アガベ・チタノタ(agave titanota)
特徴
アガベの中でも最も人気のある品種の一つです。葉が太く肉厚、中型で鋭い棘があります。葉の模様や形状に個体差が大きく、SNSでもよく見かける種類です。
品種
ホワイトアイス、ブルー、ブラックアンドブルー、レッドキャットウィーズル、鯊(サメ)、熊猫(パンダ)、剣竜(ケンリュウ)、魚刺(ウオサシ)、ホワイトファイヤー、ブラックファイヤー、ブラックダイヤモンド、白象(ホワイトエレファント)
アガベ・オテロイ(agave titanota)
特徴
アガベ・オテロイは、近年人気急上昇中のアガベの一種です。その魅力は、太く短い葉と鋭い棘、そして個体によって現れる様々な表情にあります。SNSでもよく見かける種類です。
品種
金鯨 (キンゲイ)、黒鯨(コクゲイ)、FO-076、ブラックアンドブルー (Black and Blue)、凱撒(シーザー)、ホワイトソーン
アガベ・ホリダ(agave horrida)
特徴
アガベ・ホリダは、ドラゴンボールのベジータの髪型のようなアガベで、葉が細長く、鋭い棘が特徴。ワイルドな見た目が魅力です。葉は深い緑色で、葉の縁には非常に鋭い黒っぽいトゲが並んでいます。個体によって棘の形状や葉の色が異なり、多様な表情があります。トゲが非常に鋭いため、取り扱いには注意が必要です。
品種
ホリダにも品種があるようですが、僕が持っているのは全て「ホリダ」として購入したものです。
アガベ・パリー(agave parryi)
特徴
美しいロゼット形状と耐寒性が高いのが特徴です。
僕が持っているのはトランカータですが、パリーには、トランカータ以外にもいくつかの品種が存在します。それぞれが、葉の形や大きさ、鋸歯の有無など、形態に特徴的な違いを持っています。
品種
パリートランカータ(トルンカータ)
アガベ・笹の雪(agave victoriae-reginae)
特徴
コンパクトで美しい形状を持つアガベです。濃い緑色の葉に白い線が入り、葉の縁にはトゲがないか、非常に小さい棘があります。耐寒性が高く、育てやすい品種です。
品種
ダルマ
アガベ・ユタエンシス
特徴
主にアメリカ合衆国のユタ州、アリゾナ州、ネバダ州の乾燥地帯に自生しています。標高の高い山地や岩場、乾燥した砂漠地帯に適応しています。小型から中型で、ロゼット状に成長します。葉は細長く、青みがかった緑色をしています。葉の先端は鋭く尖っており、縁には小さなトゲが並んでいます。アガベ・ユタエンシスは、アガベの中でも特に耐寒性が高い種類です。
品種
ネバデンシス、エボリスピナ、ユタエンシス
アガベ・ジェントリー
特徴
アガベ・ジェントリーは、大型のアガベで、ロゼット状に成長します。直径は1メートルを超えることがあり、高さも1メートル近くまで成長することがあります。葉は深い緑色で、厚くて硬い質感を持ちます。葉の縁には鋭いトゲが並び、特に葉先には非常に強力な刺があります。メキシコのシエラ・マドレ山脈の高地に自生しており、乾燥した環境や岩場に適応しています。高地に自生するため、比較的高い耐寒性を持っています。
アガベ・インプレッサ
特徴
アガベ・インプレッサの葉は長く、やや広い緑色で、表面には特徴的な模様(印象模様)が浮き出ています。この模様は、葉が重なり合って成長する過程でできるもので、他のアガベ種には見られないユニークな特徴です。葉の縁には細かい鋸歯状のトゲが並び、先端には鋭い刺があります。メキシコの乾燥した砂漠地帯や山岳地帯に自生しており、厳しい環境にも耐えることができます。日差しが強く乾燥した環境に適応しています。
品種
インプレッシブ
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